「歌う狂人」と詩人のジャン・コクトウに仇名されたシャルル・トレネが昭和59年に来日した初日の幕は東京・共立講堂でした。
関西等でリサイタルを行い、再び東京の日比谷公会堂で収録の ライブのアルバムがでている。 そのなかに「詩人の魂」を日本語で歌うなど、耳のいい事、記憶のいいことでも有名である。 「パリの4月」、「わが若かりし頃」、「ブン」と共に数多い作品の中で、「ラ・メール」はもっとも有名な曲です。 トレネがこの曲のオリジナルを作ったのは1938年で、彼がデビユーして間もない頃といわれている。 しかし当時評判にならず彼自信も余り歌はなかったが、パリが解放されてからトレネの伴奏ピアニストだったアルベール・ラスリの編曲によって再びとりあげたところ、これが大いにに当たって楽譜も出版されることになった。 従って現在の楽譜には作曲者としてトレネと並んでアルベール・ラスリの名も記されている。 明るく楽しいシャンソンで戦前戦中戦後と、フランス人の魂と心を揺さぶりつずけてきた大御所の目には自分の後継者としての資格を備えた歌手はみつけたであろうか?・・・なぜなら10年ほど前、あるインタービュウの質問では、否だったからです。 ☆こちらで聴けます
by g_vocal
| 2005-03-04 12:56
| シャンソン
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