シエリト・リンド

世界で歌われるメキシコの名歌に”シエリト・リンド”がある。

それは忘れもしない、我が国で起きた阪神・淡路大震災が起きたときの事、メキシコからやってきた救援隊の隊員が夜ともなると空き地に集まり暖を取りながらギターの弾き語りを披露して罹災した人達を慰めてくれていたという。その時流れていた曲というのは”シエリト・リンド”

[アイ、アイ、アイ 唄いなさい 泣かないで 唄えば心も浮き立つから」と、お馴染みの所にかかると集まった近所の人たちも隊員達と一緒に大きな声で歌っていたのがとても印象的だったと聴いている。メキシコも日本と似た地震国である。それだけに緊急時の対応もすばやく、あのときも神戸にやって来たのは地震3日後だったそうである。
よくいわれている「又明日」がラテンアメリカ人気質の最たるものではなかったということである。

メキシコからわざわざ持ってきたギターについても、「震災地の夜は暗くて淋しいものです。でも音楽があると少し違います」と、隊員が応えたという。それを聞いてこの国には音楽が溢れて入るが、それが人々の暮らしに溶け込んでいる度合いはメキシコの比ではないようだ。

”シエリト・リンド”はメキシコを代表する曲だけに国外でも良く知られている。曲名は直訳すると「きれいな空」と云う意味になるそうである。面白いのは、ブラジルではコンサートの最後に出演者と観客が、いっしょになって、唄うことも多いそうである。
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by g_vocal | 2006-11-29 13:45 | ラテン
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