南京豆売り The Peanut Vendor

現在11月3日、まさに南京豆が千葉で売り出されていると聞く。
ピーナツ・ヴェンダーはキユーバのピアニストである Moisés Simons(モイセス・シモン)の作品です
南京豆を売って歩く呼び声をテーマにした歌で、プレゴンといって呼び売りの歌という意味だそうな。南京豆売りの他には、スペインの「ラ・ヴィオレテーラ(スミレの花売り)」などもプレゴンがテーマの曲の一つである。

「南京豆売り」は我が国では1932年に松竹座のエノケン喜劇で歌われた。
「お買いなさいよ、みなさん、ごらんなさいよ、皆さん、豆だ、豆だ、煎りたての豆だよ」とエノケン節で大変に受けた曲である。

時は1930年4月26日、所はニューヨークのパレス劇場で、ラテン音楽のコンサートが馬鹿うけした。出演したのはキューバのドン・アスピアス楽団でリード・ヴォーカリストはすでに自分でクアルテート・マチンを率いて活躍していたアントニオ・マチン。
発売はその年の11月であったが、表面が南京豆売りで売れに売れ、翌年にはミリオンセラーを記録、ヨーロッパにも飛び火した。
そのレコードが日本にも入ってきてエノケン節となったのである。当時ニューヨーク株式市場における株価暴落に端を発した世界的大恐慌のさなかであったが、欧米では人々がルンバに浮かれていたという。

1930年代の世界にルンバ・ブームを起こしたキューバ生まれの名曲、それは南京豆売りである。
夢よ、もう一度! 我が国でも千葉県八街の辺りりで南京豆売りを流行らせたらイカガナモノカ。 ”Son-Pregón(ソン・プレゴーン)”
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by g_vocal | 2006-11-04 13:56 | ラテン
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