行かないで Ne Me Quitte Pas

この名曲を作つたJacques Brelは、1978年10月9日パリ郊外で早逝した。 49才・・・直接は肺の湿患と言われてるとか。
神経の細く鋭い彼の歌には、せつなく悲しく歌われる場合が多い。 「行かないで」がそうであるように、「AMSTERDAM(アムステルダム)」のように、港町の水夫の嘆きと絶望を歌い、裏通りには酔いつぶれた奴、飲んだくれてけんかをして血にまみれた奴もいると、絶望のどん底からつきあげる叫びを歌う。 1965年の「アムステルダム」、1959年の「行かないで」ともに共通しているものを感じる。

別の歌で彼を悲しむあまり、「雨のブリュッセル」というのがシャンソンにある。
「彼が死んだと聞かされた時、ブリュツセルの人は空をあおいだ。 彼が遺した多くの歌が世界中で歌われていた。 神に召された彼を惜しんで、ブリュツセルの街に雨が降る」
次の歌詞は2番と3番の終わりに 繰り返される。
「彼はみつけた、安らぎの国 空と海に囲まれた島 太陽の愛に抱きしめられた だけど雨のブリュッセル」 
その島は彼が晩年、永住の地と決めたイヴァオア島の丘の上にあるそうで、その傍にはブレルと同じように都会に背をむけたあのゴーギャンの墓もあるという。
ちょっと聴いてみますか? Ne Me Quitte Pas
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by g_vocal | 2004-12-03 16:19 | シャンソン
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