ロック曽根崎心中

Rockと文楽人形でみせた近松門左衛門原作の「曽根崎心中」

東京三宅坂にある国立劇場小劇場で公演された「ロック曽根崎心中


1980年初演といわれている、この作品の出演は「文楽協会」から
人形役割 天満屋お初・・桐竹紋寿
       天満屋徳兵衛・吉田文吾
       天満屋亭主・・桐竹紋豊
       油屋九平次・・吉田文司
       天満屋お玉・・吉田清五郎

音楽    宇崎竜童
演奏    Vocal/Gt.
       徳兵衛・・・宇崎竜童
       Vocal
       九平次・・・力也
       Vocal/Key
       お初・・・尾崎亜美
       Bass・・琢磨 仁
       Key・・・川崎真弘
       Dr・・・・そうる透
       Gt・・・・大久保明
       Vn・・・・太田恵資
       和太鼓・・・響道宴


「曽根崎心中」は近松物の代表作の一つにあげられている浄瑠璃がロックと、音響・照明のスタッフもよくその効果をあげて物語を盛り上げた1幕が終わり、15分の休憩を挟み、最後のカーテンコールまで,熱演で終始された。
今回2005年5月は24日、25日のそれぞれ2回公演であった。

「物語」

頃は元禄、大阪本町の醤油屋の手代徳兵衛は堂島新地の遊女お初といい仲であったが、徳兵衛を見込んだ主人は姪と一緒にさせようと考え強欲な徳兵衛の継母に金を渡して
しまう。 これを知った徳兵衛は継母に話をつけ金を取り戻すが親友の油屋九平次に窮状を訴えられ見るにみかねて、その金を貸してしまう。 ところが九平次は約束の日になっても金を返さぬばかりか、徳兵衛をさんざん愚弄する。 たまたま、この場に来合わせたお初は地団駄踏む思いでいるがどうすることもできなかった。 その夜、お初を訪ねた徳兵衛は金も戻らず衆人環視の場で恥辱を受けた以上、自害してこの不名誉をそそぐほかないという決心を語る。 お初も同情して心を決め、両人手を携えて曾根崎の森で心中をとげる。

第一幕西国三十三ケ所お札所めぐりで幕があき、初めてみる”ロック”が紡いだ妖しくも美しい文楽人形が織なすひと時でした。
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by g_vocal | 2005-06-14 19:14
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