ブン シャルル・トレネ Boum!

”ブン”はシャルル・トレネ(Charles Trenet)の作品のなかでも最も初期の1938年の作曲。

シャルル・トレネが脚本を担当し主演した1938年のミュージカル映画「魅惑の道(La Route enchantée)」という映画の中で創唱されている。
Charles Trenet - La Route enchantée - YouTube

シャンソン歌手のシャルル・トレネは次々と新作を世に送った。
初期の頃の作品は最近ではほとんど歌っていないが、この”ブン”だけは例外で、自分のリサイタルの最後にいつも歌っているそうだ。
Charles Trenet - Boum - YouTube

Boum!
La pendule fait tic tac tic tac
Les oiseaux du lac font pic pic pic pic
Glou glou glou font tous les dindons
Et la jolie cloche ding din don
Mais ...Boum!


”ブン”の作詞及び作曲はシャルル・トレネとなっているが、詞の方はラウール・ブルトン(Raoul Breton )が手伝ったそうだ。ラウール・ブルトンは後に楽譜出版業となり、”La Mer”をはじめとするトレネの作品をたくさん扱った。

”ブン”という言葉は心臓の鼓動を表しており、これを舞台で踊り歌うトレネを観て、ジャン・コクトー(Jean Cocteau)はトレネに”歌う狂人”もしくは”歌うピエロ”という敬称「Le fou chantant」を贈ったとか。

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私が属していたシャンソンのグループには、この”ブン”が好きでコンサートでは”ブン”ばかり歌っている人もいた。

”ブン” 日本語歌詞は高英男
時計がチクタクチクタクチクタクチ 小鳥がピッチクピッチクチ
がちょうが鳴いてるガーガーガ
遠くでかねがチンコンカン
ブ、ブン
恋の歌 ブン
世界中が ブン
しかめっ面なんがよせ ブン
恋の歌 ブン
世界中が ブン
歌えば天国
リラの花が咲いたよ
陽気にみんなで歌おう
キラキラ笑うお日様さえ
恋がしたいとさ ブン
恋の歌 ブン
世界中がブン
ブ、ブ、ブ、ブン、ブン、ブ、ブン


ステージで高英男の”ブン”を何度が聴いていますが、やはりモデラート(中くらいの速さ)で歌っていました。
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by g_vocal | 2008-11-26 23:54 | ラテン
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