1963年に亡くなったエデイット・ピアフはシャンソン界に不滅の足跡を残した。
彼女がその最晩年に21歳年下の夫のテオ・サラポを得て、最後の幸せに浸っていた時この歌が作られた。 「いいえ、私は何ひとつ後悔しない 貴方と共にゼロから再出発するのだもの」という象徴的な歌詞は、コラヴォケールの御主人ミシェルの作ったもので、ピアフ自身がふと口にした言葉に基づいたものといわれている。 この曲ができた60年頃、彼女は既にかなり病魔に蝕まれていたが、夫君のテオを一人前の歌手に仕立て上げるための情熱を燃やしていたのである。 作曲のシャルル・デュモンはピアフのために他にも「恋人たち」等も書いているが、彼の最大の功績はなんといってもこの「水に流して」で、ピアフの最後を飾ったことに尽きるようです。 曲はスローで、はじめからおわりまで3連の4分の4拍子でリズムをきざんでいる 歌いにくいような、うたいやすいような不可思議な曲と思う。 私は水に流して遠い過去のすべてを忘れるだけ 想い出に火をつけて・みな燃やしてしまったあと 何もかにもすべて忘れはじめからでなおすのよ ピアフの「水に流して」・・・今日もどこかのライブで歌われているでしょう
by g_vocal
| 2005-03-07 13:10
| シャンソン
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